入院
【入院準備と心構え】
  1. 入院の予約を行うと多くの病院では、入院のときに必要なものを説明するか、または説明書を渡しますので、それをもとに入院に必要なものの準備を行いましょう。
  2. 入院日の決定は、直前(2〜3日前)に連絡が来ることが多いので、そのつもりで、入院に持っていくものの準備、仕事のこと、子供のこと、家事のことなどの調整を行いましょう。
  3. 手術のあとはどんな状態になるか、どのくらいで復帰できる見込みか、確認しましょう。

【体調を整える】
  1. 手術は全身麻酔で行います。風邪をひいていたりすると麻酔をかけることができなくなります。睡眠と栄養を十分にとりましょう。
  2. 喫煙をしている人が全身麻酔をかけた場合、手術後に痰が多くなるなどして、苦しい思いをすることがあります。手術前は禁煙しましょう。

【術前検査】
全身麻酔で手術を行うために必要な検査です。
 (1)胸部レントゲン
 (2)心機能検査(心電図)
 (3)呼吸機能検査
 (4)血液検査
が主なものです。入院してから行うこともありますし、入院前に済ませておくこともあります。それをもとに、麻酔科医師から「麻酔」についての説明があります。病院によっては手術室の看護師の訪問があります。

【術前説明】
多くは手術の前日に、主治医から手術についての説明があります。手術についての最終確認になりますので、質問がある場合は整理しておきましょう。その上で、手術の承諾書(同意書)に署名をします。連名の署名が必要となりますので、できる限り家族に同席してもらいましょう。また、通常輸血は行いませんが、まれに必要になることもありますので、輸血に関する承諾書(同意書)の署名を行います。
FAQ Q:手術と月経が重なってしまったら、手術はできないのですか?

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