リハビリ

 乳房の手術をした後は腕や肩が動きにくくなり、痛みを伴います。これは、手術により筋肉の一時的な収縮が起こったり、神経が傷つけられることによる障害、皮膚の面積が縮小されることなどが原因と考えられています。
 基本的には動かせる筋肉は残っているので、手術直後からリハビリを続けることで、ほとんど元の状態にもどすことができます。

  1. 少しずつ腕を動かしましょう。リハビリの指導方法は病院によってさまざまです。
    (1) リハビリ室に通う
    (2) 医師や看護師が指導する
    (3) ビデオを見たり、パンフレットをもらう
  2. 無理のない程度に積極的に動かしましょう。かばって動かさないでいると腕が上がらなくなります。

 以下に挙げるのは、機能回復のための基本的なリハビリの一例です。具体的な動作や順序は術式によって違いがあるので、医師や看護師から適切なアドバイスを受けてください。

【手術当日〜翌日】
☆ジャンケン
☆ボール握り
☆手首を回す
☆ひじの曲げ伸ばし
【手術翌日〜】
☆ひじを曲げて前後に振る
☆腕を前後に45度の角度に上げる
☆食事や歩行
【手術2日後〜】
洗面や歯磨き寝巻きの着替えなど日常生活の動作を積極的に取り入れましょう。

☆腕を前後に90度ぐらい上げる

☆肩すくみ運動

【手術5日後〜】
排液等の管類が外されたら、本格的にリハビリに取り組みましょう。

☆肩に手を置き、肩を回転

☆壁のぼり運動(壁に向かって立ち、手を壁に沿って、ゆっくり交互に上げ下げします)

☆背中かき運動(両手を後ろに組んで、上下に動かしましょう)
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