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AC (えーしー)
2つの抗がん剤を組み合わせて行う化学療法の名前で、その2つの薬、Adriamycin(アドリアマイシン/アドリアマイシンは一般名ドキソルビシンの別称)とCyclophosphamide(シクロフォスファミド/商品名エンドキサン)の頭文字を取ってこの名前がついています。主に3週間に1回の点滴を4〜6コース(クール、サイクルと言うこともあります)行います。
点滴前の採血で白血球の減少などがあった場合にはその日は点滴はせずに、白血球数の回復を待って点滴を行うこともあります。その場合にはAC療法のスケジュールはずれていきます。副作用には吐き気、脱毛、口内炎、白血球減少、貧血、血小板減少、爪の変形・着色、生理不順、肝臓・腎臓・心臓の機能障害などがありますが、副作用の出方には個人差があります。
AT (えーてぃー)
2つの抗がん剤を組み合わせて行う化学療法の名前で、その2つの薬、Adriamycin(アドリアマイシン/アドリアマイシンは一般名ドキソルビシンの別称)とタキサン系の薬(Taxol(タキソール)またはTaxotere(タキソテール):いずれも商品名)の頭文字を取ってこの名前がついています。AT療法は主に3週間に1回の点滴を3〜6コース(クール、サイクルということもあります。)行います。
点滴前の採血で白血球の減少などがあった場合にはその日は点滴はせずに、白血球数の回復を待って点滴を行うこともあります。その場合にはAT療法のスケジュールはずれていきます。副作用には吐き気、脱毛、口内炎、白血球減少、貧血、血小板減少、しびれ感、筋肉痛、アレルギー、浮腫、肝臓・腎臓・心臓の機能障害などがありますが、副作用の出方には個人差があります。
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